Lean のインストール方法

Lean および関連ツールのインストール方法を説明します。VSCode の Lean 4 拡張機能が自動的にインストールしてくれるのですが、ここではコマンドラインから手動で入れる場合の手順を説明します。

OS 共通の事項

  • インストールすべきものは、elanleanlake の3つです。 elan は Lean のバージョン管理ツールで、lean は Lean 本体、lake は Lean のパッケージ管理ツールです。 elan をインストールすれば、elan 経由で leanlake もインストールできます。

  • Lean のインストールには gitcurl が必要です。 git はテキストのバージョン管理をするためのツールで、curl はデータを外部から取得したり、外部に送信したりするためのツールです。

Windows の場合

PowerShell 7 のインストール

まずは使用しているシェルを確認します。PowerShell 7 を使うことを推奨します。他のシェルでも Lean のインストール自体は可能ですが、Windows では PowerShell 7 を使うことが一般的であるためこのような手順を案内しています。

Windows PowerShell と PowerShell 7 以降は混同されがちですが、下記を実行して Major が 7 以上であれば PowerShell 7 です。

$PSVersionTable.PSVersion

PowerShell 7 をインストールするには、次を実行します。

winget install --id Microsoft.PowerShell --source winget

文字化けの修正

そのままだと PowerShell 上で Unicode 文字が文字化けすることがあるので、以下を $Profile の末尾に追記しておきます。

$utf8 = New-Object System.Text.UTF8Encoding
[console]::InputEncoding = $utf8
[console]::OutputEncoding = $utf8
$OutputEncoding = $utf8

git と curl のインストール

以下、全てのコマンドは PowerShell 7 で実行することを前提とすることにします。

gitcurl がインストール済みであるか、次のコマンドで確認します。

git --version
curl --version

おそらく初期状態の Windows では git はインストールされていないと思います。以下のコマンドでインストールします。

winget install --id Git.Git -e --source winget

curl コマンドはおそらく初めから入っていると思いますが、もし入っていない場合は次のコマンドでインストールします。

winget install --id cURL.cURL --source winget

elan のインストール

次に、elan をインストールします。次のコマンドでインストールできます。

curl -O --location https://elan.lean-lang.org/elan-init.ps1
pwsh `
  -ExecutionPolicy Bypass `
  -f elan-init.ps1 `
  -NoPrompt:$True `
  -DefaultToolchain:stable
Remove-Item elan-init.ps1

実行後、elan コマンドが使えるようになったか確認します。

elan --version

Lean と lake のインストール

次に、Lean(と同梱されている lake)をインストールします。stable を指定することで、最新の安定版をインストールできます。

elan toolchain install stable

終わったら、Lean と lake のバージョンを確認します。

lean --version
lake --version

Linux の場合

シェルは bash を使用することを想定して手順を書きます。

git と curl のインストール

まず、gitcurl がインストール済みであるか確認します。

git --version
curl --version

インストールされていなければインストールします。

sudo apt update
sudo apt install -y git curl

elan のインストール

次に elan をインストールします。

curl -O --location https://elan.lean-lang.org/elan-init.sh
sh elan-init.sh -y --default-toolchain stable
rm elan-init.sh

終わったら elan コマンドが使えるようになったか確認します。

elan --version

Lean と lake のインストール

次に、Lean(と同梱されている lake)をインストールします。stable を指定することで、最新の安定版をインストールできます。

elan toolchain install stable

終わったら、Lean と lake のバージョンを確認します。

lean --version
lake --version

MacOS の場合

シェルとして zsh を利用することを想定して手順を書きます。

git と curl のインストール

まず gitcurl が使えるか確認します。

git --version
curl --version

MacOS の場合、curl は最初から入っていると思います。git が入っていない場合でも、git --version の実行時にインストールするか聞かれるはずです。

elan のインストール

次に elan をインストールします。

curl -O --location https://elan.lean-lang.org/elan-init.sh
sh elan-init.sh -y --default-toolchain stable
rm elan-init.sh

終わったら elan コマンドが使えるようになったか確認します。

elan --version

Lean と lake のインストール

次に、Lean(と同梱されている lake)をインストールします。stable を指定することで、最新の安定版をインストールできます。

elan toolchain install stable

終わったら、Lean と lake のバージョンを確認します。

lean --version
lake --version